果物の種を発芽させるコツは?:殻を割ることとすぐに植えること

2022年2月2日

発芽させる方法は全部で5つ!!

1.種を水に1日浸けておき、沈んだ種を翌日に土に植える
2.種を取った日に土に植える
3.濡れたキッチンペーパーの上に種を置いて発芽したら植え替える
4.適切な植え付け時期まで濡れたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で保管する
5.水耕栽培をする

1日水に浸けておいて翌日に土に植える

この方法は野菜の種ではよく行われています

一度種に水分を含ませることで発芽しやすくなります。

果物の種は植えてから数日で発芽することはほとんどないので、このやり方は果物の種にはお勧めしません。

種を取った日に土に植える

私が一番やっている方法です。

種をまく適切な時期があることはわかっていますが、意外と種は発芽する時期になれば発芽します

以前面白いと思ったのは、リンゴの種を10月と3月に植えたのですが、どちらも4月の同じ日に発芽しました。

ですから土を乾燥させないように適度に水やりをしていれば春にちゃんと発芽します。

濡れたキッチンペーパーの上に種を置いて発芽したら植え替える

果物の種はこの方法も成功率が高いように思います。

不思議なことに休眠期間があるはずの種であっても発芽します。

うまくいくと土に植えた種よりかなり早く発芽します。

直接水分が吸収出来る分、発芽しやすい環境が整っているのだと思います。

しかしこの方法でも数日で発芽するわけではないので、毎日キッチンペーパーの交換が必要です。

キッチンペーパーを換えないと雑菌が繁殖し、カビが生えて腐ってしまいます。

この方法は夏は使えません。

暑いのと湿度が高すぎるため雑菌が繁殖しやすく種が腐ってしまいます。

また寒すぎると発芽適温になるまで発芽しません。

適切な植え付け時期まで濡れたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で保管する

この方法が出来るのであれば一番理想です。

やり方としては、濡れたキッチンペーパーに種を包んで、ジップロックなど密閉されている袋に入れて冷蔵庫で保管します。

これでもたまにカビが生えていることがあります。

ですから1ヶ月ごとに種を確認して、キッチンペーパーを新しいものに交換することをお勧めします。

水分が多すぎればカビが生えてしまいますが、逆に種が乾燥してしまうと種は腐ってしまうので簡単なようで難しいです。

水耕栽培をする

種を半分水に浸ける水耕栽培の方法もありますが、これはアボカドくらいしかできないのではないでしょうか。

種は殻を割ったほうが発芽しやすい

さくらんぼや桃、梅などの種は硬い殻に覆われています。

この硬い殻があると発芽しづらくなります。

直接土に植える場合でもキッチンペーパーの上で発芽させる場合であっても、この硬い殻は割って中の種を取り出してから植えてください。

そうすると格段に発芽率が上がります