果樹苗を屋外で冬越しさせるにはビニールと不織布があれば大丈夫

2022年11月17日

屋外で冬越しをさせるための条件

ひとくくりに全ての植物が日本全国どこでも屋外で冬越しが出来るかというとそれは無理だと思います。

冬越し出来る条件がいくつかあります。

1.地域
2.果樹苗の種類
3.果樹苗の大きさ

地域

北海道のように雪が積もるような地域なのか、沖縄のように冬でも暖かい地域なのかによって変わります。

最低気温が5℃を下回らないような地域であれば、屋外での冬越しは可能です。

ただし冬越しのやり方を工夫すれば、冬に雪が降らないような地域であれば、屋外での冬越しも可能です。

果樹苗の種類

リンゴや梨のように寒さにとても強い果樹苗であれば、雪の積もる地域でも冬越しが可能です。

柑橘類は寒さに弱いものが多いので5℃を下回る地域ですと、場合によっては枯れてしまうこともあります。

比較的落葉樹は寒さに強いことが多く、常緑樹は寒さに弱いです。

果樹苗の大きさ

果樹苗の大きさは冬越しが成功できるかを決める重要な要素です。

苗が小さければ小さいほど寒さに弱く、たとえ寒さに強い品種だとしても冬越しに失敗します。

室内に入れるのがベスト??

こちらの記事でも書きましたが、室内に入れると環境の変化で枯れてしまうこともあるため、一概に室内に入れると安心というわけにもいきません。

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また多くの果樹苗を育てている場合や、ある程度大きくなった果樹苗がある場合は、室内に入りきらないという問題も生じてしまいます。

ただし15℃以下で成長が止まってしまうようなパイナップルは沖縄のような温かい気候でもない限り、日本の冬を屋外で乗り越えることはできませんから、パイナップルは絶対に室内に入れて下さい。

それ以外の果物でしたら、雪の降らない地域でしたら屋外で冬越しができます。

屋外で冬越しをする方法

用意するもの

1.簡易ビニールハウス
2.不織布または寒冷紗

私の住んでいるところでは、毎朝気温が氷点下になっていますが、それでもアボカドの幼苗は枯れていません。

アボカドは5℃以下になると枯れるはずでしたが、新芽も出ています

もしかすると外の気温ではなく、植物の耐寒気温が影響しているのではないかと思いました。

夜の冷気が当たらないために、簡易ビニールハウスの中に入れます

そうすることで植物は直接冷気に触れないため、冬越し出来るのではないかと考えました。

しかしいくらビニールハウスと言えども、温室ビニールハウスではないため、ビニールハウスの気温が氷点下になってしまいます。

そうなるといくら冷気が当たらなくても枯れてしまいます。

そこで次に不織布または寒冷紗を用意します。

落葉樹でしたら枝または茎に不織布または寒冷紗をぐるぐる巻きに巻いておきます。

常緑樹でしたら、葉っぱがあるので葉っぱを折らないように不織布または寒冷紗をぐるぐる巻きにします。

葉っぱの向きが変わってしまうのは仕方がありません。

葉っぱに気を遣うあまり、隙間が多く残ってしまうと、寒さを感じてしまい枯れてしまいます。

人間でいうと、お布団をかけてあげるような感じだと思います。

こうすることで、実際の気温より暖かく感じるため、耐寒温度を下回っても枯れずに冬を乗り越えることができます。