柑橘類の栽培は特に難しい

柑橘類を育てていると難しいことが多いです。

私自身育ててみて、柑橘類の栽培が難しい理由は大きく4つあるのではないかと思います。

1.虫の被害
2.とげが危険
3.冬越し
4.栽培期間がとても長い
今回はその難しい4点について具体的な対策を書いていきます。

虫の被害は主にアゲハ蝶の幼虫です。

ほかにはハモグリバエの被害があります。

無農薬で栽培する場合は常にネットをかけておく必要があります。しかし年々草丈も高くなるのでネットでは対応できなくなります。

とげの対処法

柑橘類はとげもすごいので、気をつけないと手を切ってしまいます。

とげはハサミで切ってしまっても大丈夫なので、安全のためにも切ることをお勧めします。

耐寒温度と冬越しの方法

冬越しに関しては、柑橘類は基本的に-5℃までの寒さに耐えることができますが、昨今の冬はとても冷えるため、ギリギリの寒さになります。

防寒対策として、苗が小さいうちは冬の間室内に取り込んでもいいと思います。

冬に雪が積もるような地域でしたら、室内での栽培は必須になります。

雪が降らない地域でしたら、屋外でも冬越しすることができます。

その際、不織布を巻くことは基本になります。

できるのであれば簡易ビニールハウスの中に入れてあげるといいです。

大きく成っている場合は、不織布の上から透明なビニール袋を被せるとよいでしょう。

栽培期間の長さ

柑橘類は種から育てると実がなるまで10年以上かかるともいわれているので、根気が必要になります。